地域医療の現場を通して、自分の役割や可能性を見つけ、
地域医療を支える人材の循環を生み出すこと。
それが、リカリクの想いです。

高齢化が進むこれからの地域医療において、医療・介護・福祉に携わるさまざまな職種が連携し、一人ひとりの暮らしを支えていくことが、ますます重要になっています。
薬剤師もまた、その大切な担い手のひとりです。
しかし、薬剤師として働く中で、医師や看護師、介護職など、異なる専門性を持つ人たちの役割を深く知り、同じ地域の中で共に考え、行動する機会は決して多くありません。
リカリクでは、沖縄・久米島という地域そのものを学びのフィールドとして、医師・看護師・介護職をはじめとする多職種や地域住民と関わりながら、「地域で本当に必要とされる薬剤師」を育てていきたいと考えています。
Connecting communities
薬の専門家から、
地域をつなぐ存在へ

私たちが目指しているのは、薬の知識や調剤技術だけを身につけた薬剤師ではありません。
医療・介護・福祉、それぞれの専門職の役割を理解し、必要なときには適切な人や支援へとつなぐことのできる、「リエゾン(橋渡し役)」としての薬剤師です。
- 患者さんと医療をつなぐ。
- 医療と介護をつなぐ。
- 専門職同士をつなぐ。
- そして、地域で暮らす人と人をつなぐ。
それぞれの専門性を尊重しながら、必要な情報や支援を結びつけることで、薬剤師だからこそできる地域医療への関わり方があります。
リカリクでは、実際の地域医療の現場に触れ、多職種と関わる経験を通して、医療・介護・福祉を結ぶ「リンク」となり、地域の中で人と人をつなぐ「ハブ」として活躍できる力を育みます。

Feel free to reach out
「処方箋がなくても相談できる」
薬剤師に

薬局は、「処方箋を持って薬を受け取りに行く場所」だけではありません。
子どもから高齢者まで、地域で暮らすすべての人にとって、健康や日々の暮らしについて気軽に相談できる場所であることも、薬局が持つ大切な役割です。
「この症状なら病院へ行った方がいい?」
「家族の介護について、どこに相談したらいい?」
「最近、食事がうまく取れなくなってきた」
そんな、薬とは直接関係していないように見える困りごとも、地域医療につながる大切なサインかもしれません。
すべてを薬剤師だけで解決する必要はありません。
大切なのは、相談に耳を傾け、その人に今何が必要なのかを考え、必要に応じて医療機関や介護・福祉サービス、地域の専門職へとつなげることです。
「困ったときは、まずあの薬剤師に相談してみよう」
そう思ってもらえる身近な相談役を、地域に増やしていきたいと考えています。
Field of Learning
地域そのものが、
学びのフィールド

リカリクの研修では、講義だけで知識を身につけるのではなく、実際の地域医療の現場に入り、人と出会い、対話し、自分自身で考えることを大切にしています。
舞台となるのは、沖縄・久米島。
地域の医療機関や薬局だけではなく、介護・福祉に携わる人々、そしてそこで暮らす地域住民との関わりも、すべてが学びにつながります。
地域によって、医療を取り巻く環境も、そこに暮らす人々が抱える課題も異なります。
だからこそ、現場を見て、声を聞き、多職種の考え方に触れる。
教科書やオンライン研修だけでは得ることのできない経験から、「自分なら薬剤師として何ができるだろう」と考える力を養います。

Expanding Possibilities
薬剤師としての可能性を、
もっと広く

薬剤師として、人として、何ができるのか。
誰のために働き、どんな地域医療をつくっていきたいのか。
地域医療の現場でさまざまな人と関わることは、自分自身の役割や可能性を見つめ直すきっかけにもなります。
これまで当たり前だと思っていた「薬剤師」という仕事を、少し違った角度から見てみる。
自分の専門性が、地域のどこで役立つのかを考えてみる。
そして、地域に必要とされるために、自分には何ができるのかを見つけていく。
リカリクは、そんな気づきと成長につながる機会をつくります。
学びを、人へ。
人を、地域へ。
一度の研修で終わるのではなく、ここで得た経験やつながりが、
それぞれの地域や職場へと持ち帰られ、新しい連携や取り組みにつながっていく。
そして、沖縄・久米島で地域医療を学んだ人が、いつか地域医療を支える側になり、次の世代へ経験を伝えていく。
そんな「人材と学びの循環」を生み出していくことも、リカリクが目指していることのひとつです。
地域で学び、地域とつながり、地域へ還していく。
薬剤師という専門性を軸にしながら、職種や立場を越えて人と人を結び、地域医療を支える存在を育てていく。
それが、リカリクの「できること」です。
